春のイベント報告~森の恵みを味わおう~

イベント報告 2014.08.18

こんにちは、森+LABOです。

昨日、タケノコ掘りをメインとした森+LABOの春のイベント「森の恵みを味わおう」が開催されました。

今回は50名の応募枠に対し、3倍近いお申し込みをいただきました。
そこで午前と午後で少しメニューを変えて、120名までの方にご参加いただきました。

イベントのスタッフとしてご協力いただいた東山自治会役員の有志の皆様、
そして積水ハウス、大和ハウスのお手伝いの皆様に改めて御礼申し上げます。

さて午前のメニューは「草もちづくり+タケノコ掘り+林間整備体験」という盛りだくさんな内容です。

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先端が地上に出て、なおかつ穂が緑色に変わっているものは光合成が始まっている証拠。
こうなるとアクが強くなってしまうので、できれば緑ではなく黄色、さらにちょっとだけ出ているものを狙いたいところ。

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さてタケノコ掘りの前に草もちの材料「ヨモギ」をみんなで摘んでいきました。
にしきの森の中にはヨモギがたくさん。
この中から葉っぱの先のやわらかいものだけを摘んでいきます。

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草もちを作るときに一番大変なのは、このヨモギの葉っぱをペースト状にすることなのですが、
葉の根元に枝を残したまま集めるとその作業がより大変なものになります。

もちろんフードプロセッサーがあれば固い枝も粉々になりますが、やはり固さが残るので、
葉っぱ集めは慎重に行ってもらいました。

集めた葉っぱを調理スタッフが回収し、
みんなはにしきの森のもっと上のほう、タケノコの待つ森の中へ入っていきました。

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背中からあふれる「やる気」。
皆さん、掘る気まんまんです。

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まずは講師の坂場光雄さんから、剣スコップを使ったタケノコの掘り方を教わります。

それから竹林内に各自散らばって、タケノコ探し&タケノコ掘りを開始しました。

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当初は心配されていたタケノコの出るタイミングや本数でしたが、ふたを開けてみれば杞憂だったようで、
みなさん次から次へと掘っていきました。

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午後の部の皆さんだってこの通り。
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みんなで掘ったものをクラブハウスに持ち帰り、テラス部分に並べたところこんなにたくさん取れたのでした。

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大漁~。午前と午後の部を合わせて計160本は採れました!!

東山の森の恵みをクラブハウスのかまどで調理し、さっそく試食。
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午前の部で作った草もちも、午前の部に参加した皆さんのご協力のおかげで、
午後の部の人たちにも少しですが味わっていただくことができました。

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草もちの「もち」と「ヨモギペースト」を混ぜる作業は全て人力、手作業によるものなので、
「おいしい」と食べていただけた言葉は、午前の部でご協力いただいた皆さんにも届けたいと思います。
大変な作業をお手伝いいただいた皆様、ありがとうございました!!


イベントの感想として、タケノコ掘り体験を「宝もの探しみたいで楽しかった。」と言ってくれた男の子がいました。
ここにはタケノコだけじゃなく、色んな宝ものがまだ眠っていて、いつの日か誰かに探してもらうのをずっと待っているような気がします。

森のある暮らしを楽しみながら、森の環境も、まちの環境も、そして人と人のつながりも深まっていく。
これからも森+LABOはそんな未来を夢見て活動を続けていきます。

次回のイベントはちょっと間が空いて、2014年の秋頃を予定しています。
東山の宝ものを探すような内容を考えますので、またふるってご参加ください。



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