秋の日は釣瓶落とし
9月も後半に入り、日が暮れるのも早くなってきました。
「秋の日はつるべ落とし」とは秋の日没の早さを表した諺ですが、まさにそんな風情ですね。
日が長いといえば夏至、日が短いといえば冬至ですが、
夏至は日の出が早く、日の入りが遅いため日が長く、
冬至は日の出が遅く、日の入りが早いため日が短くなります。

秋はどうかというと、日の出も日の入りも早い時期。
さらにいえば、日の入りは夏至を境に冬に向けてどんどん早くなっていきます。
(春はこの逆で、夏に向けて日の出がどんどん早くなるのが特徴です。)
ただ夏の名残りもあり、春に比べると平均気温は10度ほど高く、よりすごしやすい季節です。

夏の森は暑いし、虫がいるし、と思って近付けなかった人も、涼しくなった秋は絶好の散策シーズンです。
紅葉が始まる前の森の中へ、お天気の良い日は出かけてみましょう。