月夜の森に

森+LABO 2017.04. 4

夜の森では、日中には出会うことのない生きものたちが活動しています。

今回は、夜行性の生きものたちについてLABOします。

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家路を急ぐ夜更けすぎ、月夜の中、道路を渡っていく生きものを目撃した!なんて経験をされた方はけっこういるのではないでしょうか。

「猫にしては大きいし、もしかしてタヌキ?」といぶかしく思ったあなた。

しかし今時の東京には、夜行性の生き物がもっといます。それはハクビシンです。

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ハクビシンはタヌキに似ていますが、白い鼻筋を持ち、電柱や塀など高いところを好んで歩きます。

なので高い場所を歩いていたら、それはハクビシンの可能性が高いのです。

ちなみにタヌキの正式名称は「ホンドタヌキ」といって、外見はこんな感じです。

「東京にタヌキなんているの?」と思うかもしれませんが、東京23区だけでも千頭近くが生息していると言われています。

皇居の森にもいるんですよ!


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タヌキもハクビシンも基本的には人目を避け、夜間に行動する「夜行性」の生きものです。

夜道でけものに出会ったら、不用意に近づかないようにしましょう。

さらに、餌をやらない、捕獲しようとしない、ということも守りましょう。
(彼らは野生の生きもので、人間から餌をもらわないでも生きていけます。)

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